介護士さんで、以下のような悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?
- 副業したいけどまず何からすればいいの?
- 今の職場だと副業する時間なんてない!
現役副業介護士の僕が悩みを解決します。
副業したいならまずは転職から
現在の職場が、以下のような状況であれば転職しないと副業は不可能です。
- 残業が月に50時間近くある(サービス残業も含む)
- 通勤に1時間以上かかる
- 年間休日が100日以下
- 夜勤明けが休み扱いになる
- 休日でも呼び出されることがある
残業が月に50時間近くある(サービス残業も含む)
まず残業が多すぎると、副業する時間なんて確保できません。それこそ寝る間も惜しんで状態になるので、普通に体調崩します。
慢性的な長時間労働になっている状態で副業は難しいため、残業が少ない職場に転職することが必要になるでしょう。
通勤に1時間以上かかる
通勤時間は給料の発生しない空白の労働時間です。そのため、できるだけ通勤時間を短くすることで自分の時給単価を上げられ、さらに副業の時間確保にもつながります。
目安としては通勤時間は30分以内に抑えて、副業の時間を少しでも増やしましょう。通勤時間が短くなれば、かなり余裕が生まれますよ。
年間休日が100日以下
介護職の年間休日は、最低でも110日以上は欲しいところです。休日が多ければ、その分副業に充てられる時間も増えるため、年間休日の少ない施設は辞めたほうがいいでしょう。
また有給休暇もしっかり使えていない場合は、今の職場は転職するべき会社かもしれませんね。
夜勤明けが休み扱いになる
今の職場が以下のようなショート夜勤で、明けが休み扱いになる場合は副業で成果を出しにくいですよ。
夜勤入り | 21:00〜 |
夜勤明け(公休扱い) | 〜8:00 |
夜勤の時間は8時間と短いですが、夜勤入りもしくは明けが公休扱いになるので、丸一日休みの日が少なくなります。これだと休日って感じがしにくく、疲れも取れにくいので個人的にはおすすめしません。
僕の今の夜勤は以下のとおり(いわゆるロング夜勤です)
夜勤入り | 15:50〜 |
夜勤明け | 〜9:00 |
公休 | 丸一日休み |
17時間と拘束時間は長いですが、夜勤手当も高く、明けの翌日が休みなので副業のためにまとまった時間を取りやすいのが特徴です。
副業するながらロング夜勤がおすすめ。
休日でも呼び出されることがある
欠勤があると休日でも強制的に出勤させられたり、レクやイベントの準備のために休日出勤をしなければいけない職場は、辞めたほうがいいでしょう。
副業で成果を出すためには、休日のまとまった時間の使い方が重要です。休日出勤があるような職場であれば、せっかくの副業時間が乱れてしまいます。
僕の知り合いの中には、休日出勤を強制しておきながらサービス出勤(給料が発生しない)扱いになっているブラック施設もあるようです。
副業介護士のおすすめの働き方
副業をしたい介護士さんには「夜勤専従」がおすすめです。理由は以下のとおり。
- 時給が高いので介護士でも安定した給料を得やすい
- 勤務リズムを一定にしやすく副業の時間管理がしやすい
- 落ち着いている施設であれば夜勤中に副業できる
介護の夜勤専従は時給が高い施設だと、2,000円近くになる施設もあります。介護の仕事で安定した給料を稼ぎながら副業もできるため、メンタルが安定します。
勤務は夜勤だけなので、生活リズムが一定で副業のスケジュール管理がしやすい点も魅力です。
また落ち着いている施設であれば、夜勤帯の業務があまりなく時間に余裕が生まれるので、その時間を副業に充てられる場合もあります。
ただしあくまで本業が優先なので、ガッツリ副業をするのではなく、スマホで軽くブログの下書きをしたりYouTubeの動画作成のネタを探したりする程度にしておきましょう。
なお介護の夜勤専従の求人を探す場合は、転職エージェント「ナイス!介護」の利用がおすすめです。実際に僕も、ナイス!介護で、夜勤1回3万円の夜勤専従の仕事を紹介してもらいました。
夜勤専従をはじめとした介護派遣の求人に強く、理想の転職を叶えてくれるでしょう。
介護士さんで転職を検討している方は、以下のメディアもご利用ください。
まとめ
副業をしたいなら、まずは副業できる環境を整えることが大切です。今の職場だけで疲れてしまい余裕がない場合は、転職を検討しましょう。
残業がほぼなく自宅の近くにある職場に転職するだけで、1日数時間の副業時間を確保できます。
副業で成果を出すためには時間の捻出が非常に重要な要素なので、まずは身の回りの状況を見直し、副業しやすい環境を整えてくださいね。