本記事は、以下のような人におすすめの内容です。
- 介護士で月収50万以上稼ぎたい人
- 夜中に働くのが好きな人(夜型人間)
- 体力に自信のある人
- 常識とはかけ離れた働き方でも大丈夫な人
「とにかく稼ぎたい」という気持ちが最優先にある人には、もしかしたら参考になるかもしれません。ただ、今回の内容は決しておすすめしません。 理由は体力的にかなりハードだから。
僕も数年前に、今回紹介する内容と似たような働き方を3ヶ月だけしましたが、普通にきつかったです。(その時は介護正社員+介護夜勤専従の副業みたいな感じでした)
前置きはさておき、サクッと本題に入っていきましょう!
介護の夜勤専従掛け持ちで月収50万稼ぐ6ステップ
介護の夜勤専従掛け持ちで月収50万稼ぐ手順は、以下の6ステップです。
1.「レバウェル介護派遣」に登録する(無料)
夜勤専従で働く際は、人材紹介サービスを利用して効率的に仕事を探しましょう。まずは「レバウェル介護派遣」に登録してください(料金は一切かかりません)
レバウェル介護派遣は求人数が多く、さまざまな夜勤専従の求人を取り扱っています。好条件の夜勤専従を探すには、おすすめのエージェントです。
レバウェル介護派遣については、僕が運営する「介護士の転職コンパス」でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
2.週3回できる介護の夜勤専従に応募する(夜勤1回25,000円以上)
登録が完了すると、担当者から連絡があるので、以下の希望を伝えましょう。
- 週3回(曜日固定で月水金)の夜勤専従の求人(ロング夜勤)
- 単価は25,000円以上
- できれば1人夜勤
- 自宅から30分圏内
施設によっては、1ヶ月間は日勤をしつつ、ご利用者の状態をある程度知ってから夜勤を始めるというパターンもあります。単価が高く自分が納得するのであれば、1ヶ月間は日勤だけでもいいと思います。
3.1ヶ月働いてみる
いきなり夜勤の回数を急激に増やすのは難しいので、とりあえず夜勤に慣れるまでは、週3回夜勤を1ヶ月を続けましょう。
実際に続けてみて「やっぱり夜勤は無理そう」「体力的にキツそう」って感じれば、翌月からの契約をしなければOKです。夜勤は正社員のように辞めるまでの手間が少ないので、必ず雇用形態は派遣で働きましょう。
まれに夜勤専従で雇用形態が正社員の求人がありますが、おすすめしません。時給は派遣より低く、正社員というくくりで、Wワーク禁止や曜日固定が指定できないなどのデメリットがある可能性があります。
4.「かいご畑」に登録する(無料)
週3回に夜勤に慣れてきたら、さらに夜勤の回数を増やすために、もう一つのエージェントである「かいご畑」に登録しましょう(こちらももちろん無料です)
2つ目のエージェントに、かいご畑を選ぶ理由は以下のとおり。
- Wワークに対する制約がない
- 週40時間以上の労働時間でも求人を紹介してくれる
- 評判や口コミが安定している
ほかのエージェントに夜勤専従の掛け持ち求人を依頼して、労働時間が週40時間超える場合は紹介してくれない可能性もあります。
かいご畑については、僕が運営する「介護士の転職コンパス」でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
5.週2回できる介護の夜勤専従に応募する(夜勤1回25,000円以上)
かいご畑でも、ひとつ目のエージェントのように「夜勤専従で1回25,000円以上の求人」を希望してください。曜日は固定で「火曜日と木曜日」です。
ここではすでに介護夜勤を週3回やってることは、わざわざ伝えなくてOKです。「別の空いている日に、他の施設で介護しています」程度で伝えてください。
こまかい情報を伝えると、夜勤明けの日にまた夜勤入りするという破茶滅茶な時間設定にツッコミが入る可能性が高いので。
僕の場合は「休日の日にこちらで夜勤をさせてください」と伝えました(実際は違いますが)
6.週5回夜勤で働く(月収50万達成です)
ここまでの手順が終われば、あとは働くだけで月収50万達成です。詳細は以下の感じになります(※一つ目の派遣会社がA施設、二つ目がB施設とします)
- 月曜日:A施設の夜勤入り
- 火曜日:A施設の夜勤明け・B施設の夜勤入り
- 水曜日:B施設の夜勤明け・A施設の夜勤入り
- 木曜日:A施設の夜勤明け・B施設の夜勤入り
- 金曜日:B施設の夜勤明け・A施設の夜勤入り
- 土曜日:A施設の夜勤明け
- 日曜日:休み
単価が25,000円であれば、月収50万達成できます。単価が3万円の場合は、60万以上稼げます。
おすすめしませんが、もし掛け持ちゴリゴリ夜勤をする場合は、くれぐれも体調にはお気をつけくださいね。
介護の夜勤専従掛け持ちで実際に50万稼いでいる人を紹介
僕がSNS経由で何度かやり取りをさせていただき、実際に介護の夜勤専従で月50万以上稼いでいるのは、以下の3名です。
のらさんは月収70万以上!凄すぎますね!!
6月分給料💵
夜勤回数:25
総支給額: 776,434
差引支給額: 683,317
交通費: 17,072
手取り: 666,245丸一日の休みはゼロでした。
6時間以上寝れる日は週1回でした😴
お疲れ様でした⭐︎ pic.twitter.com/i5n7kpJiE4— 🌃のら (@noranora0259) July 20, 2023
中川さんは月50万以上稼ぎながら、しっかりと資産運用もされているため参考になります。
月火水木金土日
明休夜夜明夜夜という週4夜勤のルーティンで月収55万を稼いでいます。
今の職場の夜勤は休憩ばかりなので、すごく楽なんですが、この曜日固定だと連休がありません。
2連休以上の休みを半年も取っていないので、まとまった休みが欲しいと思ってしまいます。
— 中川🦀 (@nakagawa_kaigo) July 23, 2022
介護士さんは、週5夜勤をキツいと言いながらも、月に50〜60万を継続的に稼がれています。
初めての週5夜勤個人的にはマジできつい
絶対寿命縮まってる学生さんは絶対夜勤専従目指さない方がいい
誰も目指してないだろうけど、、当たり前だけどちゃんと勉強して良い大学入って仕事探した方がいい
わしみたいな高卒が月5〜60万稼ぐにはにはこれしかないんや
— 介護士 (@tufexed) August 19, 2023
御三方とも実際に夜勤専従の掛け持ちをするという実行力と、成果として月50万位上稼ぎ続けているのはマジで凄いですね。
おすすめはしませんが、再現性は100%です(誰でもできる。やれればの話ですが)
介護の正社員と夜勤専従の副業で月収50万稼いだときの話
僕は今回紹介した働き方とは違いますが、以下の方法で月収50万を稼いでいました。
- 有料老人ホームで介護職の正社員として働く
- 夜勤明けの日に別施設(特養)で夜勤をする
- 3ヶ月続ける
正社員のほうは残業もある程度あり、月に37〜38万ほど稼げていました。月に5回夜勤があったので、副業夜勤専従も月に5回ほど(詳細は次のとおり)
- ユニット型の特養(ひとり夜勤)
- 16:30〜9:30(ロング夜勤)
- 夜勤1回27,000円(27,000×5回=135,000円)
- 場所は地方都市(関東圏ではありません)
- 契約後すぐに夜勤から開始
ちなみに、このとき僕が使った人材派遣サービスは「ナイス介護」です。 たまたまネットで検索して電話したら、とんとん拍子に派遣先が決まりました。
派遣先の施設長さんも、すぐに夜勤ができる人が欲しかったらしく、僕は経験も資格もあり信頼できるということで「来週から来れる?1回だけ先輩の同行があるけどあとは大丈夫よね?」というラフな感じで進みました。
派遣先の状況や施設長との相性がよかったという運もあり、すぐに派遣先が決まりましたが、ほかにも候補はいくつかありました。
ナイス介護以外にも複数人材紹介サービスに登録していて、4つの候補先の中から一番近いところを選んだ結果でした。人材紹介サービスは無料で使えるので、いくつか登録して候補先をピックアップしてもらうと、自分にあった施設が見つけやすくなります。
以下の記事を参考に、サービスの複数利用を検討してみてください。
まとめ
今回は、介護の夜勤専従掛け持ちで月収50万稼ぐ方法を紹介しました。手順は以下のとおり。
これはあくまで一つの方法で推奨しているわけではありません。お金だけに固執せず健康を大切に、自分にあった働き方をしてください。
もし僕が独身で20〜30代くらいであれば、3ヶ月〜半年限定でやるかもしれませんが、長期的に行うとおそらくメンタル的にキツいのでやめておきます。
参考程度におもしろ半分で見てくださればと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!